[00:00.000] |
作词 : 雨天決行 |
[00:01.000] |
作曲 : あきやまうに |
[00:02.000] |
编曲 : Coro |
[00:04.190] |
向こうの世界はいつも賑やか だけどどこかつまらなそうだ |
[00:15.290] |
『一緒に笑える』それだけのこと とても大切なこと |
[00:25.190] |
教えてくれた君への感謝は 尽きないけど「ありがとう」とは |
[00:36.590] |
照れくさくて言えそうにない 今夜も黙って乾杯 |
[00:50.690] |
「憂世鬱世(うきようつせ)」云々(うんぬん)嘆き節(ぶし) 肴に呷(あお)る酒の苦味よ |
[00:58.290] |
けれども染(し)み入り酔いぬのは 君と居るからこそ |
[01:05.890] |
月夜に想い耽る 一方的な送り船(ぶね) |
[01:08.810] |
何時 何時 苦しみ酒が染み またあの日を慈(いつく)しみ |
[01:13.390] |
癖に成るような嫌な辛味 酒は進めど蟠(わだかま)り |
[01:17.090] |
盃(さかずき)に君を投影する度波紋(はもん)や花見月(はなみづき) |
[01:20.890] |
瞳が嵩(かさ)を増(ま)さす 揺れる心は過度(かど)な摩擦 |
[01:23.860] |
笑い話 にも出来ずに想いは盥回(たらいまわ)し |
[01:27.190] |
それでも回る世界 |
[01:28.190] |
そう変わらず二人は存在してる |
[01:30.190] |
今でも垢抜(あかぬ)けない |
[01:31.290] |
まま後悔し寝る |
[01:33.290] |
向こうの世界は平穏無事(へいおんぶじ) だけどどこか息苦しそうだ |
[01:40.530] |
肩の力を抜き過ごせる 場所ではないのだろう |
[01:47.160] |
「渡世(とせい)は厭世(えんせい)」云々恨み節 肴に浸る酒の苦味よ |
[01:55.030] |
けれども染み入り酔いぬのは 君が居るからこそ |
[02:01.670] |
僕は名前も知られてない 君の周りには人集(ひとだか)り |
[02:09.020] |
だから僕は 少し離れた 場所で君を見ていた |
[02:15.590] |
薄(すすき)ざわめき 雲隠(くもがく)れの月 妙に肌寒い夜の小道 |
[02:23.160] |
足元を照らす程度でいい 今夜は灯りが欲しい |
[02:30.490] |
当面の予定は未定 そう透明で依然 差し出す両手 |
[02:34.590] |
二人が見ず知らず 何て想いだす意気地(いくじ)無し |
[02:37.890] |
未来予想すら 幾(いく)ら重ねても肥大妄想(ひだいもうそう) |
[02:40.790] |
喉を詰まる言いたい事 弱音を吐き崩れる膝小僧(ひざこぞう) |
[02:45.070] |
たまにの晩釈然(しゃくぜん)の晩酌(ばんしゃく) 全能まではいかず |
[02:48.190] |
「また、いつか」だけは誓う それで明日が始まりだす |
[02:51.190] |
実も無い話も根も葉も掘(ほ)り二人で 華を咲かす |
[02:55.090] |
実感出来れば有終(ゆうしゅう)の美 貴方の立場も重々(じゅうじゅう)承知 |
[02:58.090] |
向こうの世界が幕を閉じて 彼らは大きく息をついた |
[03:05.350] |
僕らもいずれ別れるだろう それぞれの行く先 |
[03:12.090] |
君との別れはちょっと悲しいけど 涙の別れはもっとつらい |
[03:19.290] |
だから僕はきっとその時 笑いながらに言うよ |
[03:27.860] |
二人騒ぎ 二人酔い耽る 今夜が最後でもないのに |
[03:35.190] |
僕の視界がぼやけていく 袖でこっそり拭う |
[03:42.080] |
薄雲越えて注ぐ月明かり 君と寄り添ってこの夜道 |
[03:49.290] |
今夜は月が明るいけど もう少し このまま |
[03:56.090] |
「憂世鬱世」云々嘆き節 肴に呷る酒の苦味よ |
[04:03.360] |
けれども染み入り酔いぬのは 君と居たからこそ |
[04:09.910] |
「渡世は厭世」云々恨み節 肴に浸る酒の苦味よ |
[04:17.620] |
けれども染み入り酔いぬのは 君が居たからこそ |