| [00:14.09] |
十六夜宵（いざよい） 昇（のぼ）る月（づき）に対（つい）の黒兎（うさぎ） |
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金平糖（こんぺいとう）散（ち）らした空（そら） 跳（は）ね回（まわ）り消（き）えて逝（い）った |
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格子戸（こうしど） 陰絵（かげえ）模様（もよう） 囁（ささや）き響（ひび）く古井（ふるい）戸（と）から |
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誰かを呼ぶ声は 首（くび）が欲（ほ）しいと嘆（なげ）いている |
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奇々怪々（ききかいかい） 枝垂（しだ）れ桜 振舞（ぶるま）く屍（しかばね） |
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絢爛（けんらん）な夢見せつけ 欲（よく）の花 狂（くる）い咲（さ）き |
| [01:09.40] |
集（つど）え今宵（こんよい）はそら 森（もり）へ里（さと）へと百鬼夜行（ひゃっきやこう） |
| [01:16.33] |
腹鼓（はらつづみ）抱えた古狸（ふるだぬき）と狐（きつね）の舞（まう）も |
| [01:23.32] |
命（いのち）無（な）き物（もの）でも 魂（たま）を宿（やど）しいいずれ這（は）い出る |
| [01:30.26] |
繰（く）り返（かえ）す陰（いん）と陽（よう） 理（ことわり）、教（おし）える童歌（わらべうた） |
