[00:00.00] |
作曲 : ミヤ(miya) |
[00:01.00] |
作词 : (达琅) |
[00:37.06] |
ある朝寝ぼけた彼をそれは突然おこした |
[00:42.46] |
信じられないのに不安だけで悲しくなり |
[00:47.62] |
別のことを無理矢理考える子供 |
[00:56.81] |
電車は徐々にそれに近づいている |
[01:02.22] |
大好きなモノさえもただの塊に見え始め出し |
[01:08.42] |
いつもと違った雰囲気に怯え始める子供 |
[01:16.70] |
その頃はもう日常の一部になってしまっていて |
[01:22.27] |
その時が一番楽しくてそれが彼の遊園地であり動物園だった |
[01:32.87] |
異色の環境に満足してしまっている子供 |
[01:42.47] |
「終わり」という現実を知らなかった幼子は |
[01:47.38] |
あまりにも無残で残酷な答えをしらされた |
[01:52.45] |
人物像でさえまだ彼の中に確定しきっていないのに |
[01:58.35] |
「好き」「嫌い」だけの世界でプツリと遮断された記録 |
[02:04.07][03:39.95] |
ドアを開けると見慣れた景色は真っ白で |
[02:09.91][03:46.04] |
聞いたことのないうるさい沈黙がとても苦しくて |
[02:15.66][03:51.35] |
慣れ親しんだ病室は僕一人には広すぎて |
[02:21.29][03:57.21] |
新しいシーツがなぜか悲しみのあとを押す |
[02:27.06] |
(solo) |
[03:17.61] |
日が暮れるのつれそれは徐々に形を変え始める |
[03:23.18] |
誰も彼もがヒビの入った場所を無理矢理埋めようとした |
[03:28.59] |
何度も嘔吐を繰り返す彼の深い深い溝は |
[03:34.58] |
やがて何も埋められない形に変形して行く |
[04:03.16] |
窓際に飾られた花が無性に愛しくて |
[04:08.49] |
メモ帳には言葉だけが悲しくつづられていて |
[04:14.02] |
暖かいはずのベッドはどうしようもなく冷たくて |
[04:19.79] |
ドアを開けてもあの景色には二度と出会えない |
[04:25.48] |
さよなら…さよなら… |