第1話勇気を出して -古河 渚-

第1話勇気を出して -古河 渚-

歌名 第1話勇気を出して -古河 渚-
歌手 中原麻衣
歌手 野島健児
歌手 阪口大助
专辑 CLANNAD-クラナド- Official Another Story「光見守る坂道で」第1巻
原歌词
[00:01.166] 勇気を出して
[00:09.800] 三年生に進級した、その日の朝
[00:15.289] 職員室の前に張り出された
[00:18.338] クラスの割り当て表を見上げる
[00:22.509] 新しいクラスに話ができる人は一人もいなかった
[00:31.293] その日の
[00:33.560] 下校生徒でにぎわう廊下
[00:37.875] 「こちら木村さん
[00:39.802] 新しいクラスで前席になった子」
[00:43.492] 友達の子に、一人の女の子を紹介される
[00:50.020] 「はじめまして古河渚です…えへへ」
[00:56.923] 精一杯の笑顔で挨拶する
[01:02.194] 「木村さんと私このまま服みにいくけど
[01:06.006] 渚ちゃん、どうする?」
[01:08.061] 「ええと…」
[01:10.200] 考える。迷う
[01:16.733] 「道草いけないので、帰ります」
[01:21.991] 結局そう答えた
[01:25.944] 「そんなの気にしてる子今どこもいないで
[01:29.609] ほら、行こうよ」
[01:33.100] 「えん…」
[01:36.038] 迷う,考える
[01:40.277] 「大丈夫だって」
[01:42.718] 「その言葉が、私の背は後押しする」
[01:48.926] 「それでは今日だけ付き合わせて頂きます」
[01:55.270] 目を瞑って、そう答えた
[01:59.358] 「そんな力入れて
[02:01.949] 古河さんっておおげさだね」
[02:05.434] 木村さんという子が、私を見て笑う
[02:10.173] 「面白い子なんだよ、渚ちゃん」
[02:14.740] 私のことを話題に歩き出す
[02:19.117] すごく照れくさかった
[02:28.071]
[02:33.289] デパートの中を三人で見て回る
[02:41.200] 「もうドキドキします “
[02:44.619] 先生に見つかったら
[02:46.487] 絶対に怒られてしまいます」
[02:49.602] 「他にもウチの制服の子いっぱいいるじゃん
[02:52.877] あ、ほら
[02:54.344] このワンピース絶対渚ちゃん似合うよ
[02:58.000] 試着してみて?」
[02:59.876] 「試着までするんですか
[03:02.538] すごくドキドキします」
[03:05.617] 「試着もせずに買えないでしょう
[03:08.222] ほら、着てみて、着てみて」
[03:11.005] 「私は見てるだけでいいです」
[03:13.831] 「いいから」 “
[03:17.552] 胸にワンピースを押し付けられる
[03:24.121] 情けない声が上げて試着室へ
[03:38.455] 服を着換え終えて
[03:40.433] カーテンを上げると同時
[03:43.336] 「先生来た、早く逃げるよ」
[03:44.991] 「え…はあー」
[03:49.357] 値札がついたワンピース姿のまま
[03:53.061] デパートの中を走る
[03:56.031] 結局、それは私をだます嘘だったのだけど
[04:02.991] だけど 
[04:05.022] 楽しかった
[04:08.563] ---*-----*-------*-----*---
[04:13.258] 「で、俺たちは何をしてんだ」
[04:17.838] 俺はベニヤ板を押さえながら、訊いてみる
[04:21.162] 「入学式の準備だねぇ」
[04:24.141] 金槌で釘を打ちながら春原が答える
[04:29.156] 「何でそんなことをしてんだ」
[04:31.767] 「それは罰ですね」
[04:33.121] 「何で罰を受けてんだよ」
[04:34.753] 「それは僕が授業中
[04:36.096] カーテンにくるまって隠れてのを
[04:37.889] 先生に見つかったからだねぇ」
[04:40.311] 「お前、アホだろ……」
[04:42.615] 「違うっ、
[04:43.955] 僕が完全に気配を消して
[04:45.465] 隠れることに成功したんだ
[04:47.714] けどあいつが……杏の奴が
[04:51.875] 『先生、なんかカーテンの下から足が出ていますけどぉ』って
[04:56.000] チクリやがったんだよぉっ!」
[04:57.384] 「お前まぬけすぎるからな……」
[05:01.280] 「で、どうして俺まで」
[05:03.907] 「お前も授業サボってたんだから、同罪」
[05:06.580] こっちは中庭で日向ぼっこしてただけだってのに
[05:10.064] カーテンに隠れていた奴と同罪
[05:13.098] 嫌すぎる
[05:14.557] 「ああー、もうやだっ “
[05:15.797] なんで僕のようなアウトローが
[05:17.255] 新入生歓迎の手伝いなんてしてんだよっ」
[05:20.053] 春原が金槌を投げ捨てる
[05:22.813] 「でも、生活指導の大口が仕切ってるからな
[05:26.720] 逃げ出すとやっかいなことになるぞ
[05:29.133] 後、自分でアウトロー言うな」
[05:31.538] 「そうだ、岡崎
[05:33.421] 一つ罠を仕掛けておてやろうぜ」
[05:36.397] 「罠?」
[05:37.401] 「ああ、新入生をぎゃふんて言わせる罠
[05:41.708] この学校は甘くないんだぜっ
[05:43.751] 僕たちみたいなアウトローが居ることを覚えておきなってな挨拶さ
[05:48.305] どう?」
[05:49.897] 「いや、まーどーでもいいけど」 “
[05:52.000] 「よしじゃあ “
[05:52.800] とっとと自分たちの仕事を済ませちまおうぜ
[05:55.372] ほらちゃんと押さえておけよ!
[05:56.944] 気合い入れていくぜ!」
[05:58.225] 「律儀なアウトローだな……」
[06:02.039] ---*-----*-------*-----*---
[06:09.818] 日もとっぷり暮れた帰り道
[06:13.615] 木村さんも別れた後
[06:17.245] 「渚ちゃんも早くクラスで遊べる子見つかるといいね」
[06:22.678] そう、彼女が私を振り返って言った
[06:27.964] 叱咤(しった)
[06:30.425] うん、と小さく頷いた
[06:34.914] 彼女と木村さんはこれから仲良くなっていくんだろうな
[06:40.739] 同じクラスなんだから
[06:44.384] そう思いながら
[06:46.295] ひとり家路(いえぢ)についた
[06:58.081] 家の敷居(しきい)をまたぐ
[07:01.204] 家はパン屋
[07:03.556] 今は店じまいの最中だった
[07:06.956] 「おかえりなさい」 “
[07:09.355] お母さんが手を止まってそう迎えてくれる
[07:14.939] 「ただいまです」 “
[07:16.786] 「おかえり。どうだ
[07:19.359] 親しい奴と同じクラスだったか」
[07:22.780] くわえタバコのお父さんが足を止め
[07:26.303] 訊いてくる
[07:29.317] 「いえ “
[07:30.720] やっぱりクラス別れちゃってました」
[07:34.175] 「じゃ、新しい友達は
[07:36.569] 席近い奴と話さなかったのか」
[07:38.985] 「全然話さなかったです」
[07:41.509] 「くわ…なんでそこでつっこんでいかないんだよっ ”
[07:44.473] 自己紹介していけよっ
[07:46.183] オレだよ、オレオレ、そう、渚
[07:47.696] あんたの孫(まご)の渚だよ
[07:50.260] 事故ちゃって困ってんだよ
[07:52.388] ってつっこんでいけよ」
[07:53.446] 「それなんか違います」
[07:56.962] 「まあ、それぐらいの勢いが必要だってこったよ」
[08:00.751] 「二年の時も同じクラスの子親しくなるのに
[08:05.256] すごく時間かかったんです
[08:08.750] 今回も時間かかりそうです」
[08:12.100] 「てめぇ奥手だからなあ…」
[08:14.702] 「話すきっかけをほしいんですよね」
[08:18.333] お母さんが助け船を出すように言ってくれる
[08:24.449] 「はい、そういうのがないと話せないです」
[08:30.520] 「じゃ、とっておきの作戦を伝授してやるか」
[08:33.533] 「え、そんなのあるんですか」 “
[08:37.076] 「ああ、先生を間違えて、お母さんって呼んでしまって
[08:40.890] 恥かくことあるだろう
[08:42.658] それを応用してだな
[08:44.625] 先生を間違えてウルトラの母って呼んだよ」
[08:49.471] 「もういいです」 “
[08:50.941] 「最後まで聞けよ
[08:52.632] そうするとだな
[08:53.962] みんなが噂し始めるんだ
[08:55.901] 古河さんってもしかしてウルトラ関係の人
[08:58.573] 変身できるの
[08:59.681] 聞いてみようか
[09:00.939] 古河さーーん」
[09:03.880] 「夕飯つくります」
[09:06.500] ---*-----*-------*-----*---
[09:16.073] 翌日は土曜
[09:18.472] 1時限目が終わった休み時間
[09:21.774] 前の席の子が隣の子と話している
[09:26.903] 何かのマスコットキャラクターの名前を忘れてしまったようで
[09:32.252] 思い出そうとしている
[09:35.583] 私知ってる
[09:38.732] でも、結局隣の子が思い出してしまった
[09:45.800] 「はぁ……」
[09:47.720] 小さく溜息をつく
[09:51.225] このままでいけない
[09:53.387] きっかけ、きっかけ
[09:56.813] 必死に考える
[10:00.623] ウルトラの母
[10:03.573] 古河さんってもしかしてウルトラ関係の人...
[10:09.939] ぶんぶんと首を振る
[10:12.598] え?と斜め前の子が私を振り返っていた
[10:20.116] えへへ…と愛想笑い
[10:24.548] 不思議そんな顔とした後
[10:27.261] また隣の席の子との会話に戻った
[10:34.500] 「はぁ…」
[10:36.871] 次の授業の準備をしよう
[10:57.133] 結局その日も誰とも話すことができず
[11:01.621] 終わってしまった
[11:06.165] ---*---*---*---*---*---
[11:15.178] 「なんでこんなことしてんだ、俺は」
[11:18.527] 「ん?紙吹雪」
[11:19.658] *「紙吹雪(かみふぶき)」
[11:21.131] 「んなことわかってるよ」 “
[11:23.337] 春原と俺は向かい合って
[11:25.358] 色紙を鋏で切り刻んでいた
[11:29.010] 「どうして入学式の準備が終わったのに
[11:31.531] 俺たちはまだこんなことをしてんだよって意味」
[11:34.248] 「そりゃあ罠を仕掛けるためだよ
[11:36.695] おっと、くす玉の張りぼてが乾いた頃かなっ」
[11:39.961] 「むちゃくちゃ心優しい先輩なってる気がするんだが…」
[11:42.691] 「ばぁか、体裁を整えもせずにドッキリが面白いかよっ」
[11:46.829] 「ドッキリなのかよっ!」 “
[11:47.813] 「いや、間違えた
[11:48.838] 挨拶、挨拶
[11:50.552] 行儀いい先輩ばかりじゃねぇぜっていうさ」
[11:53.337] 「あーもうなんでもいいよ “
[11:55.137] とっとと終わらせてくれ」
[11:56.395] 「後は中から出てくる垂れ幕だな」
[11:58.379] 「ものすごい懲りようだな」
[11:59.745] 「なんて書こうかなぁ
[12:01.433] 『春原·岡崎仲良しコンビby夜露死苦』とか
[12:04.000] *「夜露死苦」和「よろしく(请多关照)」同音
[12:05.003] どう?」
[12:05.394] 「ツッコミどころがいくつかあるが “
[12:06.630] とりあえずやめてくれ」 “
[12:07.814] 「じゃ、『陽平&(アンド)朋也ふたりは最高!by夜露死苦』」
[12:11.493] 「さっきよりツッコミどころが増えた
[12:13.360] とりあえずbyの前後、逆だからな」
[12:15.215] 「文句ばっか言うんじゃねぇよ
[12:16.937] なら、てめぇが書けよ」
[12:17.925] 「なんで俺が...」
[12:19.455] 「じゃ、『春原·岡崎仲良しコンビ&
[12:23.070] オメガトライブwith J-WALK
[12:24.860] featuring サザンの原坊以外by夜露死苦』にしよう」
[12:27.700] 「むちゃくちゃ暑苦しいからやめてくれ」
[12:29.604] 「原坊は譲るよ」
[12:31.273] 「いや、それ譲られても変わらないからさ...」
[12:33.295] 「だったら、お前が書けよ」
[12:36.340] 「わかったよ」 “
[12:38.857] 俺は渋々筆をとる
[12:41.945] なんかいいように乗せられた気もするが
[12:46.131] 「この幕が垂れ下がった後に
[12:48.709] アレが落ちてくるんだな」
[12:50.524] 「ああ」
[12:51.479] 「じゃあ、俺が言えるのはこれだけだ」
[13:02.869] 書き上げた垂れ幕と紙吹雪をくす玉に詰め
[13:06.790] 封をする
[13:07.963] それを春原が体育館二階席の手すりに取りつけるのを
[13:12.285] 俺は下からじっと見上げていた
[13:16.071] 「つーかさ」
[13:17.403] 「ん?なんか言った」
[13:20.247] 「これ、ひっかからないだろ…」 “
[13:25.270] 俺の目の前には紐(ひも)が垂れ下がっている
[13:28.584] そこには「誰か引いて、お願い、おもしろいよ」と書かれたタグ
[13:37.309] 「よーしっ、準備万端
[13:40.467] 明後日の入学式が楽しみだぜぇっ!
[13:42.891] ふふ…ははは…はーっはっはっ!」
[13:48.749] 春原の笑い声だけが館内に木霊(こだま)し続けた
[13:53.166] ---*-----*-------*------*---
[14:03.034] 月曜
[14:04.571] 今日は入学式
[14:07.409] 朝のHR(ホームルーム)が終わると
[14:09.732] すぐ体育館に移動
[14:13.159] 移動の時は
[14:14.734] ひとりが目立って見えるから
[14:17.374] なんとなく好きじゃなくて
[14:20.875] かといって
[14:22.329] 自分から「一緒に行こう」とも言い出せず
[14:26.819] ああ、今日の夕飯は揚げ物ならコロッケか
[14:32.165] 対するはなんだ
[14:34.001] レンコンをすって揚げたの
[14:36.452] どっちにしようか
[14:37.981] うんうんと必死に考えながら
[14:40.815] 体育館へ
[14:49.771] しめやかの入学式の空気だけど
[14:53.217] 生徒側の席はざわついた感じもする
[14:58.207] 退屈なのかときどき口を押さえながらあくびをしている一年生もいた
[15:06.308] 二年前に私が入学式に出た時は
[15:10.934] 緊張でそれどころじゃなかったんだけど
[15:16.396] 長い校長先生の話が終わって
[15:19.859] 眼鏡をかけた女生徒が一年生総代で挨拶をしていた
[15:27.222] やがて一年生が花道を通って退場していく
[15:33.909] 父兄にまじてそっと拍手を送る
[15:39.628] 入学式が終わる
[15:42.846] またひとりで戻る
[15:52.023] 二階ギャラリー席
[15:53.882] そこには未だ球形を留めるくす玉
[15:58.776] 「誰も引っかからなかった」
[16:02.807] 隣の席で春原が呆然としている
[16:07.249] 「あんなもんに引っかかる奴なんているかよ
[16:10.481] そいつアホだぞ」
[16:11.954] 「くそぅ “
[16:13.358] あいつらは僕の頭脳を上回っていたってことかよ」
[16:16.882] 「お前はその一番底だからな」
[16:18.915] 「いや、待て、誰か立ち止まってるぞ」
[16:22.946] 春原の視線の先を追う
[16:25.588] 言葉通り
[16:26.997] ひとりの女生徒がくす玉の真下に立っていた
[16:31.013] 「一年か」
[16:32.304] 「いや、さっき解散した三年じゃない」
[16:36.795] 女生徒が正面に向けて手を伸ばした
[16:41.370] まさか引くのか
[16:44.154] 引いた
[16:45.806] ばかっとくす玉は割れ
[16:47.104] 紙吹雪が舞う
[16:49.388] 俺の書いた垂れ幕と
[16:51.371] そして
[16:55.300] 金だらい
[16:57.241] 女生徒はそれをまともに受け
[16:59.793] その場に卒倒した
[17:04.321] 「おい、岡崎」
[17:08.068] 「ああ、アホな子がいた」
[17:14.238] ---*-----*-------*-----*---
[17:25.675] 目覚めた時
[17:28.328] 私はベットに寝ていた
[17:31.309] そばには見覚えのあるクラスメートの顔
[17:36.832] クラスで前の席のふたりだった
[17:41.855] 「ええと、古河さん…だっけ、大丈夫?」
[17:45.900] 「あっ、はい、ちょっと首が痛いですけど
[17:51.121] 大丈夫です」
[17:53.240] 「誰かの悪戯(いたずら)だったんって
[17:54.607] 金だらい
[17:55.751] すぐ後ろにいたんだけど
[17:57.020] なんかドリフみだいで笑っちゃった
[17:58.020] *「ドリフ」:The Drifters,
[17:58.885] ごめんね」
[18:00.942] 「ぜんぜん気にしないです」
[18:03.201] 「古河さんおもしろいよね
[18:05.171] 前もひとりで子犬みたいにぶるぶる首を振ってたりして」
[18:10.381] 顔が紅潮していくのがわかる
[18:14.315] でも今は話さないと
[18:18.215] 難しい漢字の人がくれた
[18:21.304] 大事なきっかけなんだから
[18:24.877] 私は話し始める
[18:28.176] くす玉から出てきた垂れ幕の言葉に背を押されて
[18:35.474] 「この先の困難に負けずがんばれby夜露死苦」
[18:40.205] おわり
[18:43.205]
歌词翻译
[00:01.166] 拿出勇气来
[00:09.800] 升到三年级之后,那一天的早晨
[00:15.289] 职员室前贴出了分班表
[00:18.338] 我抬头寻找着
[00:22.509] 还是没能和新班级里的同学说上话
[00:31.293] 那天放学后
[00:33.560] 学生们吵闹的走廊上
[00:37.875] “这是木村同学
[00:39.802] 新班级里坐在前排”
[00:43.492] 朋友向我介绍一个女孩子
[00:50.020] “初次见面,我是古河渚”
[00:56.923] 努力挤出微笑来打招呼
[01:02.194] “木村同学和我现在要去看衣服
[01:06.006] 小渚你呢”
[01:08.061] “那个...”
[01:10.200] 思考着,却不知所措
[01:16.733] “因为不能在路上逗留,我要回家”
[01:21.991] 结果还是这么回答了
[01:25.944] “现在已经没有学生这么介意了吧。
[01:29.609] 好了,一起去吧”
[01:33.100] “嗯...”
[01:36.038] 不知所措,在思考着
[01:40.277] “没事的”
[01:42.718] 那句话在背后推着我
[01:48.926] 那就只限今天我们一起去吧
[01:55.270] 闭着眼睛这么回答了
[01:59.358] “下了这么大的决心,
[02:01.949] 古河同学也太夸张了”
[02:05.434] 叫作木村的同学看着我笑了
[02:10.173] “小渚是个有趣的孩子呢”
[02:14.740] 路上走的时候也在说我的事情
[02:19.117] 太不好意思了
[02:28.071]
[02:33.289] 三个人在商场里逛着
[02:41.200] 心已经扑通扑通在跳了
[02:44.619] 老师发现了的话
[02:46.487] 一定生气的”
[02:49.602] “其他穿着我们学校校服的人也还有很多嘛
[02:52.877]
[02:54.344] 这件连衣裙肯定很适合小渚
[02:58.000] 试试看?”
[02:59.876] “还要试衣服吗?
[03:02.538] 我已经很紧张了”
[03:05.617] “要买的话怎么能不试试呢
[03:08.222] 来穿穿看,穿穿看”
[03:11.005] “我看看就可以了”
[03:13.831] 没事的”
[03:17.552] 连衣裙被按在了我胸前
[03:24.121] 我悲哀着走向了试衣间
[03:38.455] 换好衣服
[03:40.433] 拉开帘子的时候
[03:43.336] “老师来了,快逃”
[03:44.991] “嗯...啊?”
[03:49.357] 穿着还没拿下标签的连衣裙
[03:53.061] 我在商场里跑了起来
[03:56.031] 结果这是骗我的
[04:02.991] 虽然是骗我的
[04:05.022] 但还是很开心
[04:08.563]
[04:13.258] “所以我们到底在做什么”
[04:17.838] 我一边压着复合板一边问道
[04:21.162] “在做入学式的准备”
[04:24.141] 春原一边用锤着钉子一边回答
[04:29.156] “为什么要做这种事啊”
[04:31.767] “这是惩罚”
[04:33.121] “为什么我们要受罚的”
[04:34.753] “因为我在上课的时候
[04:36.096] 藏在窗帘里
[04:37.889] 被老师发现了”
[04:40.311] “你是傻子吧”
[04:42.615] “才不是
[04:43.955] 我神不知鬼不觉地
[04:45.465] 藏得好好的
[04:47.714] 但是那家伙,杏那家伙
[04:51.875] ‘老师,不知道为什么窗帘下面出现一双脚’
[04:56.000] 这么一针见血地说了”
[04:57.384] “你傻得过分了吧”
[05:01.280] “所以,为什么我也”
[05:03.907] “你也逃课了,同罪”
[05:06.580] 我明明只是在院子里晒太阳
[05:10.064] 居然和藏在窗帘里的人同罪
[05:13.098] 真烦
[05:14.557] 啊,受够了
[05:15.797] 为什么像我们这样的坏学生
[05:17.255] 居然在帮忙欢迎新生”
[05:20.053] 春原把锤子扔到一边
[05:22.813] “但是生活指导那边已经选好了
[05:26.720] 逃走的话会更麻烦哦
[05:29.133] 还有,不要自己说自己是坏学生”
[05:31.538] “对了,冈崎
[05:33.421] 要不要搞个陷阱”
[05:36.397] “陷阱?”
[05:37.401] 吓唬一下新生的陷阱
[05:41.708] 打个招呼让他们记住,这所学校可没有那么美好
[05:43.751] 像我们这样的坏学生也是有的
[05:48.305] 怎么样”
[05:49.897] 不怎么样,算了,怎么样都可以”
[05:52.000]
[05:52.800] 赶快把活干完
[05:55.372] 你好好按着
[05:56.944] 再加把劲
[05:58.225] “这坏学生也太守规矩了”
[06:02.039]
[06:09.818] 天完全暗下来的回家路上
[06:13.615] 和木村同学分别之后
[06:17.245] “渚同学也能早点在班里找到玩伴就好了”
[06:22.678] 朋友回头对我说
[06:27.964] 鼓励了我
[06:30.425] 嗯,我轻轻点了下头
[06:34.914] 我和她还有和木村同学的关系会越来越好吧
[06:40.739] 毕竟是同班同学
[06:44.384] 我这么想着
[06:46.295] 一个人走在回家路上
[06:58.081] 我进了家门
[07:01.204] 我家是面包店
[07:03.556] 现在店里正忙着准备打样
[07:06.956] 欢迎回家”
[07:09.355] 妈妈停下手里的活迎接我
[07:14.939] 我回来了”
[07:16.786] 欢迎回家,怎么样
[07:19.359] 有没有和朋友一个班
[07:22.780] 叼着烟的爸爸停下脚步
[07:26.303] 问我
[07:29.317] 没有
[07:30.720] 果然还是被分到了不同的班里”
[07:34.175] “那新朋友呢
[07:36.569] 和坐位旁边的同学搭话了吗”
[07:38.985] “完全没有”
[07:41.509] 为什么没能融入进去呢
[07:44.473] 自我介绍一下啊
[07:46.183] 是我,我我,对,渚
[07:47.696] 你的孙子渚啊
[07:50.260] 遇到了事故很苦恼
[07:52.388] 这样融入进去啊”
[07:53.446] “总觉得有什么不太对”
[07:56.962] “就是说这样的气势还是要有的”
[08:00.751] “二年级的时候和班里的同学搞好关系
[08:05.256] 花了好多时间
[08:08.750] 这一次好像也会花很久”
[08:12.100] “因为你太晚熟了啊”
[08:14.702] “你是想找到说话的时机吧”
[08:18.333] 妈妈插话来帮我
[08:24.449] “对,没有时机的话就很难搭话”
[08:30.520] “那我教教你我珍藏的战术”
[08:33.533] 还有那种东西吗”
[08:37.076] “把老师错叫成妈妈
[08:40.890] 不是会觉得丢脸吗
[08:42.658] 把这个活用一下
[08:44.625] 把老师故意叫成奥特之母”
[08:49.471] 不用再说了”
[08:50.941] “把话听完啊
[08:52.632] 这样做的话
[08:53.962] 大家就会开始传出流言
[08:55.901] 古河同学难道是奥特一族的人
[08:58.573] 会变身吗
[08:59.681] 要不要问问她
[09:00.939] 古河同——学”
[09:03.880] “我去做晚饭了”
[09:06.500]
[09:16.073] 第二天是星期六
[09:18.472] 第一节课后的课间
[09:21.774] 前桌的同学在和旁边的同学聊天
[09:26.903] 好像是什么吉祥物的名字忘记了
[09:32.252] 想要想起来
[09:35.583] 其实我知道
[09:38.732] 但最后旁边那个同学想起来了
[09:45.800] “唉......”
[09:47.720] 我轻轻叹了口气
[09:51.225] 不能就这样下去
[09:53.387] 时机,时机
[09:56.813] 拼命地思考
[10:00.623] 奥特之母
[10:03.573] 古河同学难道和奥特曼有关系
[10:09.939] 头摇啊摇
[10:12.598] 斜前方的同学“欸”了一声回头看我
[10:20.116] 亲切地笑了一下
[10:24.548] 她露出一副不可思议的表情
[10:27.261] 然后又和旁边的同学聊天去了
[10:34.500] “唉…”
[10:36.871] 准备下节课吧
[10:57.133] 结果那天也没能和谁说上话
[11:01.621] 就结束了
[11:06.165]
[11:15.178] “我为什么在做这种事”
[11:18.527] “嗯?在做纸吹雪咯”
[11:19.658] 形容飞舞的纸屑
[11:21.131] 这我知道”
[11:23.337] 我和春原面对面
[11:25.358] 用剪刀剪着色纸
[11:29.010] “我的意思是入学式的准备明明已经结束了
[11:31.531] 为什么我们还在做这种事”
[11:34.248] “为了布置陷阱啊
[11:36.695] 好了,纸糊的球应该快干了”
[11:39.961] “我觉得我们已经变成心地善良的前辈了啊”
[11:42.691] “笨蛋,被穿着都不得体的前辈被吓一跳也很有趣哦”
[11:46.829] 被吓一跳了好吧”
[11:47.813] “不,说错了
[11:48.838] 是打招呼,打招呼
[11:50.552] 让他们知道不只有礼貌的前辈”
[11:53.337] 怎么都好
[11:55.137] 快点给我搞完”
[11:56.395] “接下来是中间掉下来的挂幕”
[11:58.379] “真是个深刻的教训啊”
[11:59.745] “在上面写点什么呢
[12:01.433] ‘春原冈崎好搭档by夜露死苦’
[12:04.000]
[12:05.003] 怎么样”
[12:05.394] 虽然有好几个地方想吐槽”
[12:06.630] 总之先换一个”
[12:07.814] “那‘平阳和朋也两个人超强by夜露死苦’”
[12:11.493] “比刚才那个还想吐槽
[12:13.360] 总之by的前后文倒了啊”
[12:15.215] “别光发牢骚
[12:16.937] 那你来写”
[12:17.925] “为什么要我来...”
[12:19.455] “那就写,‘春原冈崎好搭档 &
[12:23.070] 欧米茄部落和J-WALK
[12:24.860] featuring除了southern的原坊以外by夜露死苦’”
[12:27.700] “听着就冒热汗,容我拒绝”
[12:29.604] “那把原坊也算上吧”
[12:31.273] “不是,就算加上也改变不了什么啊”
[12:33.295] “既然这样,那你来写啊”
[12:36.340] 知道了”
[12:38.857] 我不情愿地拿了笔
[12:41.945] 怎么感觉轻易就被拉上贼船了呢
[12:46.131] “挂幕垂下来之后
[12:48.709] 那个才会落下来吗”
[12:50.524] “对”
[12:51.479] “那我只能这么写了”
[13:02.869] 我们把写好的挂幕和纸吹雪塞进了纸球里
[13:06.790] 封了起来
[13:07.963] 春原把球挂在了体育馆二楼的栏杆上
[13:12.285] 我就在下面静静地看着
[13:16.071] “话说”
[13:17.403] “嗯?你说什么”
[13:20.247] 这个,没人会上当的吧”
[13:25.270] 我的眼前垂下来一根绳子
[13:28.584] 上面有个标签写着“谁来拉一下,拜托了,很有趣哟”
[13:37.309] “好,万事俱备
[13:40.467] 期待后天的入学式吧
[13:42.891] 呼呼哈哈哈哈”
[13:48.749] 春原的笑声在馆内久久回荡
[13:53.166]
[14:03.034] 周一
[14:04.571] 今天举行入学式
[14:07.409] 早上的班会结束后
[14:09.732] 马上就去体育馆
[14:13.159] 路上的时候
[14:14.734] 因为一个人很显眼
[14:17.374] 不怎么喜欢这样的感觉
[14:20.875] 虽然这么说
[14:22.329] 还是不能主动说出“一起走吧”
[14:26.819] 啊,今天的晚饭要油炸的话炸可乐饼吗
[14:32.165] 对应的是什么呢
[14:34.001] 还可以炸莲藕
[14:36.452] 该选哪一个呢
[14:37.981] 我拼命地思考着
[14:40.815] 走向了体育馆
[14:49.771] 虽然入学式的气氛严肃
[14:53.217] 但学生座位这边还是有些吵闹
[14:58.207] 一年级学生也因为无聊而时不时交头接耳,还有打哈欠的
[15:06.308] 两年前我参加入学式的时候
[15:10.934] 紧张得很,哪敢像他们那样
[15:16.396] 校长漫长的讲话结束了
[15:19.859] 一个带着眼镜的女学生代表一年级做了问候
[15:27.222] 终于新生沿着花道退场
[15:33.909] 伴随着家长们欢送的掌声
[15:39.628] 入学式结束了
[15:42.846] 又要一个人回去了
[15:52.023] 二楼的观众席
[15:53.882] 纸球还完好无损
[15:58.776] “谁也没有拉”
[16:02.807] 春原在旁边座位发着呆
[16:07.249] “那样就拉开的家伙
[16:10.481] 一定是傻瓜吧”
[16:11.954] 可恶
[16:13.358] 难道那些家伙都比我聪明吗”
[16:16.882] “因为你已经是底线了”
[16:18.915] “不,等等,有人在那站住了”
[16:22.946] 随着春原的视线看过去
[16:25.588] 如他所说
[16:26.997] 一个女生站在纸球的正下方
[16:31.013] “一年级吗”
[16:32.304] “不对,刚才解散的不是三年级吗”
[16:36.795] 女生把手伸向了前方
[16:41.370] 难道要拉吗
[16:44.154] 拉了
[16:45.806] 啪的一声纸球破开了
[16:47.104] 纸吹雪飞舞着
[16:49.388] 还有我写的挂幕也落下
[16:51.371] 然后
[16:55.300] 是铁盆
[16:57.241] 结结实实地砸到了女生
[16:59.793] 她就这么昏倒了
[17:04.321] “喂,冈崎”
[17:08.068] “傻瓜出现了”
[17:14.238]
[17:25.675] 睁开眼的时候
[17:28.328] 我已经躺在了床上
[17:31.309] 旁边是有点眼熟的同学
[17:36.832] 是班里前排的那两个人
[17:41.855] “那个,是......古河同学吧,没事吧”
[17:45.900] “没事,就是头还有点疼
[17:51.121] 不要紧”
[17:53.240] “听说是有人恶作剧
[17:54.607] 那个铁盆
[17:55.751] 我们当时就在后面
[17:57.020] 感觉像多里弗的一样忍不住笑了出来
[17:58.020] 原为日本乐队,后以演出短篇喜剧闻名
[17:58.885] 真对不起”
[18:00.942] “我完全不在意”
[18:03.201] “古河同学很有意思呢
[18:05.171] 之前也一个人像小狗一样呼呼地摇头”
[18:10.381] 我知道我脸已经红了
[18:14.315] 但现在不说的话
[18:18.215] 就浪费了“难读的汉字”那个人给我的
[18:21.304] 重要的时机
[18:24.877] 我开始说话了
[18:28.176] 在纸球里掉落的挂幕上那句话的推动下
[18:35.474] “不畏困难,努力前行by夜露死苦”
[18:40.205]